いよいよ発表会…の前に実体験
いよいよ「15少年漂流記」の英語劇発表会、その前にどうしても子ども達に体験させたかった場所があります。そこにギリギリ1週間前の週末に行ってきました。
今のご時世・・・・色々あるので参加できた仲間はごく一部でしたが、それでも来てよかった。そして天気も良好。
ここは三浦半島の荒崎海岸です。15少年が無人島で過ごす景色にそっくりの場所。という噂を聞いて、3月に下見に行きました。崖もあり、洞窟もあり、磯遊びもでき、景色をみて興奮した私です。
今回のお話しは冒頭から探検に出た少年たちが崖のぼりをします。何回か近所の裏山を登らせたりしたのですが、今一つ表現につながらなくて悩んでいました。
そこで何とか発表前に本物の崖のぼりを子ども達に体感させたかったのです。
自然から全身、体当たりで学ぶ
ごつごつの岩肌に、最初はちょっと腰が引けていた子ども達。でも「こんな岩、歩くの初めて」と誰かが歩き出すと、みんな興味津々。
手を取り合ったり、「ここ滑るから気を付けて」など声を掛け合ってどんどん探検が始まります。その姿をみて、探検する気持ちを感じているなぁ・・・とうれしく思う私です。
手つかずの自然の足場、手をかける岩、肌で感じている様子。
じっくり見たら止められない。磯遊びで発見!
ちいさな魚、蟹、貝殻、ヤドカリ、、、、子ども達、色々発見し始めました。「そうそう、探検とか発見とかって、自分からするんだよ」
子ども達の積極的な行動に「15少年ソノモノ」を感じて嬉しくなる私です。
最初はフナ虫をみて「気持ち悪い」と言っていた幼児さんのお母さんが「どこでフナ虫って名前を覚えたんだろう??」と話していました。そうそう、君たちの住んでいる町ではフナ虫なんていないですよね。
15少年だった子ども達。たくましくなれ!!
足元はゴツゴツの岩だらけ。結構危ない場所でした。おまけに潮も高く・・・「スラウギ号の座礁したところってこんな場所かなぁ」
そう、その言葉を聞きたかったんだよ。そしてこの岩叩いたら簡単に割れます。「洞窟を広げる岩ってこんな感じだったのかなア?」(実際は石灰岩だからどうなんだろう??そんなことはどうでもよいのです。)
気がついたら海の中にはいり、さらに高い崖を登り、得意になってポーズをとる子ども達「最初のタイトルコールのポーズってこんな気持ち、こんな感じだよ」
後日、練習しているときにこんな言葉も出てきました。この経験が、今度の発表での表現を立体的にさせると信じてます。
海での遊びはキリがなく、「またほかの仲間も連れてこようね」と話しながらたくさん遊んで学んだあとのご褒美アイス。やっぱりこれがふじしまパーティらしさかな・・・
実体験から出てくる生きた言葉の英語を学ぶ
ラボふじしまパーティでは、実体験から出てくる生きた言葉を大切にして英語を学びます。子ども達は創造力がとても豊かなので、お話しの中でたくさんの探検ができますが、実際に崖のぼりをしながら「Let’s climb up!」と言うのとは、崖の高さの感じ方が異なります。
現代のAI社会で必要なのは、生きた言葉、感情の伴った言葉です。そんな生きた英語を楽しみながら子ども達は学んでいます。ぜひ一緒に仲間になりましょう。
ご興味のある方は、是非お気軽に体験に来てください。