夏活動報告会&素語り発表会
小さな頃からプレゼンテーション力をつけます
9月13日、毎年恒例の夏活動報告会&素語り発表会をしました。
活動報告はプレゼンテーションの練習です。最初は恥ずかしくて何も言えずに写真を見せるだけの子もいましたが、今では、みんなが立派にできるようになりました。
今年はコロナの影響で合宿やキャンプなどたくさんのイベントが中止となってしまいましたが、それでも「こんな夏をすごしたよ」と素敵な思い出を語ってくれました。中には「塾の宿題で忙しかった」といった子も数名。みんな頑張っていますね。
英語を丸ごと聞いて言う”素語り”に挑戦
ラボの教材は、素晴らしいネイティブイングリッシュと日本語が交互に語られる(中には韓国語、中国語、スペイン語などもあります)世界各国の素敵なお話しからなるCDです。それを子ども達は小さい時からたくさん聴いて、文字からでなく耳から覚えます。
そして、中学生となり、国際交流に参加する時には、英語のみで覚えたお話しをホストファミリーの前で披露する事を「おみやげ」としてもっていきます。「英語で交流するために努力してこんなに長いお話しを覚えたのだ」とホストファミリーの皆さまに伝えるためです。
この、お話しを丸ごと覚える事は並大抵の努力ではできません。大人の私だと1か月以上かけて多分300回くらい聴いたらできるのかな??もちろん子ども達の方が若くて覚えるのは早いと思いますが「100回は聴いた」と言う子が多いです。
でも、突然やろうと思って直ぐにできる事ではありません。なので、ふじしまパーティでは中学生になったら一つのお話しを丸ごと語れるように小学生以上の子は毎年一つ自分の好きなお話しを選んで素語りに挑戦します。もちろんいきなり丸ごと全部は難しいので、好きな長さで良いとしています。
最初はタイトルだけだった子も今では長く
最初はタイトルコールのみ、とか、1トラックのみ、などの子ばかりでしたが、毎年「昨年の自分を超えること」を目標に少しずつ長くなっています。
そして今年はなんと7名の子ども達が、丸ごと一つのお話しを語る事ができました。そして完成度も高くバックで英語の音が入ったCDを流して語る(シャドーウィング)でなく、しっかり自分の言葉としてできる子もたくさんいました。
小1の時から毎年挑戦している子は「だんだん聴く回数が少なくても覚えられるようになってきた」と話しています。小さい頃から耳を鍛える事で英語の音も自然と入りやすくなるのでしょう。
もちろん流れてくる英語は容赦ないネイティブイングリッシュのスピードです。最初のうちは強く聞こえるところだけ言うような抜ける部分の多い言葉でしたが、回数を重ねる事でしっかり英語の文章になってきます。
また、しっかりと語れるようになった子は「英語を覚えるより日本語のところの方が難しい」と口をそろえて言います。おそらく英語の部分は単語でなく文章を丸ごと一塊として覚えているからでしょう。
幼稚園の子もお姉ちゃんと一緒に挑戦
この兄弟は幼児さんと小学校1年生ですが、夏の発表会で行ったお話しを2トラック分(約5分)もごもごとシャドーウィングしました。お家ではCDの音とともにずーっと最後まで、もごもごと言っています。とお母さんの声。
何も見ないでここまでシャドーウィングできたら、耳もしっかりと英語をとらえられるようになり、数年後には綺麗な英語でお話しを語る事でしょう。
大変な事も仲間と一緒なら楽しく挑戦できる
ラボふじしまパーティでは、異年齢の仲間たちと毎日楽しく活動し、大変なことも仲間と一緒に積極的に挑戦します。子ども達は楽しみながら本当にたくさんの英語を日常的に聞くので、自然に母語と同じように英語を習得していきます。
是非一緒に楽しく英語を学びましょう。
どうぞお気軽にお問合せください。